霞外籠逗留記
2,800円
陽炎のあの女(ひと)を追って俺は、彷徨い続ける――延々と連なる廊下と階段とそして水路を懐に抱いた、奇妙で巨大な旅籠に迷いこんだ青年と、旅籠の女たちとが織りなす愛憎と幻妖の物語
販売日 : 2012年7月13日
原画 : めいびい
シナリオ : 希
■ストーリー
青年は気がつくと大河の上、古風な渡し船に揺られていた。
割れた般若の面を被った渡し守の女は、「お前の望んだ場所へ行くのだよ」と告げるが、
青年の記憶はなぜか曖昧になっており、
ただ「今までいたところではないどこかに行きたい」という望みがあるのみだ。
渡し守に案内されるままに渡されていった先は、大河に浮かんだ中州に築かれた、巨大な木造建築物。
渡し守が言うには「旅籠だよ」とのことであるが、その内部は単なる旅館とは思えないほどの
多種多様な部屋・空間に満ち満ち、水路まで流れている迷宮の如き小世界であった。
―――お前が飽きるまで、ここに逗留すればいいさ―――
主人公は旅籠で日々を送るうち、旅籠の管理人の一族の末裔である令嬢、
館内の図書室に住まい、若い男の肉を好むと畏怖される鬼女、
世事に疎くどこかしら茫洋とした頼りなさを感じさせる琵琶法師、といった女性たちと知り合う。
彼女たちとの仲が深まるにつれ、青年はこの旅籠に留まりつづけるか否かの選択を迫られるようになる。
彼女たちと送る日々を捨て去りがたく、青年が旅籠に留まることを望むようになった時、
渡し守が現れ問いかける。
青年の記憶を回復させ、問いかける。
―――お前はもともといた場所から逃げ出したくって、ここに来たんだ―――
―――さあ、どうする? ずっとここに居続けるかい?―――
―――それとも、もといた場所に帰るかい?―――
青年は、果たしてどちらの道を選択するだろうか。
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